鈴木 一郎

代表取締役

東京大学法学部卒業後、大手法律事務所にて研鑽を積み、2010年にCONSULT法律事務所を設立。企業法務の分野で豊富な経験を有し、クライアントの信頼を獲得してきた。現在は、弁護士業務に加え、法律関連書籍の執筆や講演活動なども行っている。

資格

  • 弁護士資格(日本)
  • 弁理士資格
  • 労働安全衛生マネジメントシステム(ISO 45001内部監査員)
  • 知的財産管理技能士(1級)
  • 国際商事仲裁人(JCAA認定)

著書

  • 2018年 「企業法務の新潮流」(共著)出版
  • 2020年 「グローバルビジネスと法律」(単著)出版

これまでの経歴

法律は成長の可能性を引き出す力

高校生のとき、ニュースで法律問題が原因で倒産する企業の話を聞きました。事業そのものは成功していたのに、法務上の問題が経営を破綻させる――その現実に衝撃を受けたのです。同時に、法律が経営の助けになる方法を学び、支える仕事をしたいと考えるようになりました。その思いを胸に、東京大学法学部への進学を決意しました。

泥臭い努力が信頼を築く

新米弁護士時代、大手法律事務所で数えきれない案件に取り組みました。バブル経済の崩壊後、企業が次々と倒産の危機に直面する中、私は契約書の見直しや債権回収、労働問題の対応に奔走しました。特に、従業員と経営者の板挟みとなる場面では、感情を整理し、法的解決に導く難しさを痛感しました。こうした経験は、単なる法的スキルだけでなく、人間的な信頼を築く大切さを教えてくれました。

問題解決ではなく、未来への提案

私は、法律を単なる「問題解決の道具」とは考えていません。むしろ、企業が未来を切り拓くための「羅針盤」だと思っています。たとえば、契約書の一言一句に企業の目標を反映させたり、リスクを最小化する提案をしたり――。そのプロセスを通じて、経営者が次の一歩を自信を持って踏み出せる環境をつくることが私の役割だと考えています。

中小企業を支える日本一の弁護士事務所に

日本の経済を支えるのは、圧倒的に中小企業の力です。しかし、法務に割けるリソースが少ない企業が多いのが現状です。私は、適切な法務支援を提供することで、中小企業がそのポテンシャルを最大限に発揮できる環境をつくりたいと考えています。「法律の力で経営を加速させる」――これが、私の夢であり、目指す未来です。

経歴
1995年東京大学法学部卒業
1997年第一東京弁護士会登録
1997年-2005年大手法律事務所にて勤務
2005年-2010年国際法律事務所にてパートナー弁護士を務める
2010年-現在CONSULT法律事務所設立、代表弁護士に就任
2013年-2016年第一東京弁護士会 法制委員会 委員長
2016年-現在日本組織内弁護士協会 理事

信頼は、小さな行動の積み重ね

私は、信頼こそがすべての基盤だと信じています。それは、一度の大きな成功で築かれるものではありません。むしろ、日々の誠実な行動、小さな相談にも真摯に応じる姿勢が、長期的な信頼を生むと考えています。この哲学を胸に、クライアントに寄り添い続けます。