当社は、自社開発のソフトウェアに多くの独自技術を用いています。これらの技術を守り、事業の優位性を維持するために、知的財産権の適切な管理が不可欠でした。しかし、専門的な知識やノウハウが社内に蓄積されておらず、どのように対応すべきか悩んでいました。
知的財産権の戦略的な管理方針の立案
CONSULT法律事務所は、当社の事業内容や競争環境を詳細に分析した上で、知的財産権の戦略的な管理方針を提案してくれました。特許出願の要否の判断や、営業秘密としての保護策など、実効性の高い施策を具体的に示してくれたことで、社内の知財管理体制を段階的に整備することができました。
知的財産権侵害への迅速な対応
当社の主力製品に類似したソフトウェアが市場に出回るという事態が発生した際には、CONSULT法律事務所が迅速に対応してくれました。相手方への警告書の送付や交渉の代行など、法的措置を機動的に講じていただいたおかげで、早期に問題を解決することができました。
契約関連業務の効率化と標準化の推進
事業の拡大に伴い、取引先との契約関連業務が増加の一途をたどっていました。契約書のドラフティングや条項の確認など、膨大な作業を効率的にこなすことが課題となっていました。
契約書ひな型の作成と運用サポート
CONSULT法律事務所は、当社の事業特性を踏まえた契約書のひな型を作成してくれました。リスク分配の考え方や、トラブル予防の観点から重要な条項の解説など、実務に即した助言も頂けたことで、社内での契約書作成業務が大幅に効率化されました。
法的観点からの契約レビューの実施
取引先から受領した契約書について、法的観点からのレビューを依頼できる体制を整えていただきました。潜在的なリスクを早期に発見し、適切な対処方針を提示してくれるため、契約交渉もスムーズに進められるようになりました。
弁護士の方々の専門的な知見と実務感覚には、たいへん助けられています。知的財産権の保護と活用、そして契約関連業務の効率化は、当社の持続的成長を支える重要な基盤となりました。引き続き、CONSULT法律事務所との連携を通じて、法的リスクに強い経営体制を築いていきたいと考えています。