SEOに強いホームページを作るには ページスピードインサイト(PSI) の評価を無視することはできません。WordPressテーマに限らず、Wixだろうがペライチだろうが、SEOを考えてホームページを作るなら、絶対にです。
「検索エンジンで上位を狙うなら、SEO対策は万全にしよう」
それが、SEO歴12年のわたしの結論です。
カッコいいよりも、SEOに強い。それが集客を優先する私にとっては大切なことです。
いつも指標としているのが「ページスピードインサイト」や「ライトハウス」といった、Googleの公式サイト診断ツールの評価を大切にしています。
もちろん、これだけで、あらゆるキーワードで上位化されるなんてことはありません。しかし、SEOは300以上もあるアルゴリズムの総合評価で相対的にランキングされるため、不要な減点は避けたいのも事実です。
そうして、私がSEOで勝つために必要なWordPressテーマとして開発したのが「アセットコンバージョン」です。検索エンジンでの戦いを有利に進めたい方に使っていただければ幸いです。
3つのSEO対策をご存知でしょうか?
SEO業界では、上位化のために3つの視点でのSEOが重要と考えられています。
- 内部SEO|Webサイトのエンジニアリングの評価
- 外部SEO|自社以外のWebサイトからの評価
- コンテンツSEO|Webサイトのコンテンツ評価
これらの視点で、ライバルサイトよりも高い評価をもらうと、上位に出る。検索エンジンとは、ざっくりそんな仕組みです。
冒頭で申し上げた、ページスピードインサイトのスコアは「内部SEO」の評価です。これだけでは上位化できるとは言い切れません。しかし、内部SEOができていないホームページは「穴の空いたボート」のようなものです。
どれだけSEOを頑張っても、海をわたるための足枷になってしまいます。
アセットコンバージョンの内部SEOは万全!
アセットコンバージョンは「SEOに強いホームページが自分で簡単に作れる」をコンセプトに開発したために、Googleのガイドラインを重視しています。
こうしたGoogleの公式情報に加え、私がこれまでSEOを実践する中で「重要」と判断した対策を、すべて組み込んだWordPressテーマなんです。
それによって、Googleの公式ツールでの高い評価に至っています。
1
HTMLを最適化している
情報を正しくマークアップしています。そのため、検索エンジンはホームページの内容を正しく評価できるようになります。
例えば、ホームページを「お店」と考えてみてください。HTMLとは、検索エンジンに対する「売り場マップ」のようなものです。
- 何を売っている店なのか
- どのフロアで売っているのか
などを検索エンジンに理解させるものです。もし、マークアップに間違いがあると、本来でるべき順位に出てこない可能性があります。マークアップは重要な要素です。
2
タイトルと説明を設定できる
検索結果のタイトル・説明文を自由に設定できるようにしています。タイトルや説明文は検索エンジンの順位、訪問者の獲得に役に立つからです。
タイトルと説明文は、いずれも検索者のクリックを促すのに役立ちます。
ホームページが「お店」なら
- タイトル=看板
- ディスクリプション=店頭ポスター
のような役割を果たすものです。
あなたもキーワード検索をすると、検索結果のタイトルや説明文を見て、「このページを見よう」とクリックしているはずです。
つまり、検索結果でクリックされるホームページは、多くの人が訪れるホームページとなり、検索結果でも上位表示されやすくなる要因となります。
3
迷わないページ構成になる
見る人が迷わないホームページになるようにしています。多くの人に見られるページは「情報価値がある」と検索エンジンに判断されるからです。
例えば、お店に入っても「誰にも見つけられない商品」って、どうなると思いますか?
- 誰も見つけられない
- だから商品は売れ残る
- つまり、誰の役にも立たない商品
というように、「誰にも見つけてもらえない」という事実だけで、内容に関係なく、あなたのホームページの評価は落ちてしまうのです。
そのため、ホームページの「ナビゲーション」や「ボタン」を使って、見る人が迷わない構成にできるようになっています。
4
待たずに表示される
ページの表示速度を速くして、見る人がイライラしないようにしています。なぜなら、表示が遅いだけで、サービスの価値を下げてしまうからです。
例えば、こんなお店にあなたはいきたいと思いますか?
- 席が空いてるのに待たされる居酒屋
- 自動ドアが反応しないスーパー
絶対に行きませんよね。
オンラインでは他のお店に移動するのも一瞬です。意味もなく待たされては、お客様は離脱していってしまいます。
ホームページでする体験は「オンラインでの接客体験」と同じです。閲覧する人がストレスなく読めるように、軽快なインターフェースを重視しています。
5
管理画面の操作が簡単
誰でも簡単に更新できるようにしています。なぜなら、更新がされていないホームページは、お客様の役に立たないからです。
例えば、賞味期限の切れた食品ばかり並べているコンビニがあったとしたら、どう感じますか?
常識ではありえない話です。
サービスとしては完全に終わってます。
しかし、企業のホームページ上では、同じようなことが頻繁に生じています。
情報のアップデートはオンライン接客のホスピタリティです。ホームページでする体験は「オンラインでの接客体験」と同じです。閲覧する人がストレスなく読めるように、軽快なインターフェースを重視しています。
他のWordPressテーマの評価スコアも調べています。
興味がある方は「プロが選ぶ、企業サイトWordPress(ワードプレス)テーマ18選」の記事をご参考ください。
内部SEOで高い評価が出るポイント
ページスピードインサイトで最高評価をとるために、重要な改善ポイントがあります。
スマートフォン用の画像設定
トップページのファーストビューには「スマートフォン用の画像」を用意しましょう。
スマートフォンでの閲覧は、必ずしも快適なネットワークの元で行われるとは限りません。電車の中、地下通路など、通信環境が弱いところで閲覧される可能性があるためです。
- PC:横:1920px×縦860px
- SP:横:800px×縦960px
画像は「.webp」へ自動変換
Googleが推奨する画像の拡張子は「.webp(ウェッピー)」です。
ところが、一般的にみなさんが取り扱われる画像のファイル形式は「.jpg/.png/.gif」です。
ページスピードインサイトの評価を最大化するために、以下のようなWordPressプラグインを使用して「.webp」へ自動変換できるようにしましょう。
WordPressが快適に動くサーバ
WordPressは、たくさんのファイルで構成されたシステムです。そのため、ファイルの読み込みに時間がかかるため、低速なサーバを使うと読み込みに1秒以上かかり「見るのがストレスになる」ということにもなります。そのため、WordPressが快適に動くサーバを契約していただくことを推奨します。
執筆者:大山のりよし
1980年9月28日生まれ。28歳から大手企業での制作、マーケティングディレクションに携わる。ベンチャー企業にて、メディア事業の立上から制作ディレクション、ライティング、SEOを先導して行い、2019年株式会社WINQを創業。2024年Kindleにて「ローカルSEOのすべて」を出版。
- キーワードマーケティング歴15年
- 300万個以上のキーワードの効果を分析
- 美容業界で月300件の成果獲得
- 元・国内トップアフィリエイター
- アセットコンバージョン開発者